京都市南区の京阪バスの運転手がバスの運転中にポケモンGOをプレイしていたことが発覚しました。京阪バスでは運行中はスマホの電源を切ることが規約で決まっていたそうです。バスの運転手はいったい何を考えていたのでしょうか。
バスの運転手が走行中にポケモンGOをプレイ
先日、岡山県の観光バスの男性運転手が(大阪府内で)ポケモンGOをプレイしながら、バスを運転している動画がYouTubeに投稿され話題を呼んでいましたが、またもやバスの運転中にポケモンGOをプレイしていたことが発覚しました。
京都市南区の京阪バスで51歳のドライバーが乗客2人を乗せている走行中、片手運転をしながらもう片方の手でポケモンGOをプレイしていたと発表がありました。
先日の岡山県の観光バスで問題になったニュースを見ていなかったのでしょうか?
どんな状況でもバスの運転中にポケモンGOをプレイしたら大問題になるのは自明の理です。
全ての運転手がそうではないと祈りたいですが、モラルの低さに愕然です。
しかも京阪バスでは規則で運行中はスマホの電源はオフにするよう決まっていたそうです。
今回の摘発された運転手はポケモンGOだけではなく、スマホでメールのチェックなどもおこなっていたのも分かりました。
ドライブレコーダーの解析により4日間で50分間に渡ってスマホを使用していたことが判明しています。
この件が発覚する前に愛知県一宮市ではポケモンGOをプレイしながらの「ながらスマホ」で死亡事故が起こっています。
⇒ 愛知県一宮市が死亡事故を受けて運転中に操作ができない要請を出す
人の命を預かるものとしての資格がない
バスは大勢の人を乗せて走行するので、たくさんの人の命を預かっていると自覚しないといけません。
規約で決められないと、そういった当たり前のこともできないのでしょうか。
今回は、規約でスマホの電源を切る、ドライブレコーダーで監視されていると分かっていながらの規約違反です。
ながらスマホは完全に視界がなくなります。目をつぶって車を運転しているのと一緒です。
たくさんの人の命を預かるバスの運転手としての資格はありません。
バスの運転手というか車の運転の資格もないと思います。
ここまで規約を厳しくされて、運営側も速度制限などの「ながらスマホ」防止の対策をしているのに効果がないとゆうことは、より厳しく規約や規定または制限を設けないといけないということでしょうか。
国土交通省がスマホの使用禁止を徹底
国土交通省は前の岡山県の観光バスの男性運転手の件で運転中のスマホ使用禁止を徹底するよう日本バス協会、全日本トラック協会、全国ハイヤー・タクシー連合会などの関係団体に通達しています。
ながらスマホをなくすにはなにか厳しい罰則を設けないといけないのでしょうか。
ポケモンGO側でも前回の速度制限でポケストップが使用できなくなりましたが、こういったニュースがなくならない限りさらに厳しい制限も必要なのかもしれません。